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 赤池 誠章・政経レポート 7月11日号 リニアに試乗して

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ご無沙汰ばかりで恐縮です。

■リニアモーターカーを試乗して

先日、リニアモーターカーに試乗する機会を得ました。

中央自動車道大月インターを降り、国道139号線を行くと

看板があり、右折します。緑の田園のなかを行くと、

ほどなく実験センターに到着します。

山間に実験線がかけられていて、遠くに富士山が見えます。

センターの横を、風きり音をたて、

超電導磁気浮上式のリニアが走り抜けました。

試乗した感想は、スピードの割りには揺れず、想像以上に快適です。

最高時速は452kmまででました。

 

■世界で唯一の国産技術

リニアは、新幹線が開通する2年前の昭和37(1962)年から

研究開発が始まりました。平成9(1997)年から山梨県都留市の

「山梨リニア実験線」で試験が行われ、二年前には専門家による

実用可能の評価が出ています。

え、そうなのです。

すでに、リニアは実現しようと思えば実現できる、

世界で唯一の国産技術なのです。

実験線では20万キロメートル以上走り、試乗した人も3万人を超えました。

試乗会には、応募が殺到して、何回応募しても当たらないといいます。

 

■財政難をどう克服するか

実用化の課題は資金です。

東京と大阪間を一時間で結ぶという国内向けの

構想だけでは、財政難のおりに説得力が弱いと思います。

地域活性化という視点に立てば、リニアは不要でしょう。

12年前に私は山梨県内64市町村の企画担当者をたずね、

聞き取り調査をしました。

結果はリニアへの期待は、中部自動車横断道より低く、少数派でした。

そのときといまも状況はいまも変わっていないと思います。

 

■アジア共同体の大動脈として

リニアのメリットは、ジョット旅客機を飛ばすところで、初めてエネルギー

効率がよくなります。新幹線を走らせるところでは、短すぎるのです。

そこで、日本が率先して、アジア共同体構想を提起し、

その大動脈として東京・朝鮮半島、大陸をリニアで結ぶという案は

いかがでしょうか。

「富士には、月見草だけでなく、リニアも似合う」だけでなく、

「リニアには、ムクゲや牡丹もよく似合う」と思うのですが。

 



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最新更新日06.03.20

 

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