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誠論(せいろん)・時事論集
【1995年10月】
「無尽」文化県・山梨 〜お金をかけない政治をめざして
10月に入って、玉穂町、敷島町、三珠町の議員選挙が行われ、出陣式のメッセージと為書きを
立候補者に持参します。党活動としては、公明との連絡協議会「改革やまなし」開催、南関東ブロック協議会開催、
連合山梨定期大会へ出席、常任幹事会開催、三区の会合を行います。各種団体の活動として、堺市で行われた
JC全国大会、倫理法人会のモーニング・セミナー、明治大学同窓会、ゴルフコンペなどに参加します。
後援会活動として、中学時代の後援会、地元の後援会の旅行、峡南の後援会、企業グループの後援会、
高校時代の後援会の旅行、中巨摩のゴルフ無尽などを精力的にこなします。
山梨は「無尽」文化県です。「無尽」とは、無尽講、頼母子講とも呼ばれ、歴史の教科書に出てくる、
住民が金を融通しあう相互扶助の仕組みです。無尽講が発展して、相互銀行となり、普通銀行化して
第2地銀となっています。最大手の東京相和銀行の創業者は山梨県出身者です。
いまでも山梨だけ残った無形文化財だといわれています。
金を融通しあうという側面から、旅行の積立無尽、ゴルフの積立無尽など、楽しみ娯楽に移ってきています。
山梨でも国中地方中心で、郡内にはあまりありません。以前長野県松本市で松下政経塾の先輩の選挙応援に
行きましたが、そこにも無尽がありました。山梨ではほとんどの人が無尽に入っています。どこの飲食店でも
「無尽・宴会承ります」と書かれていて、普通名詞化しています。人口の割合に飲食店の割合が高いのも、
大いに無尽が貢献しています。人付き合いの濃さは日本有数で、またそれを煩わしいと思っている人も多いことが
NHKの県民意識調査で明らかになっています。
無尽に入ると、顔身知りが増える反面、金がかかります。既成政治家はそれを利用して、後援者を広げています。
聞くところによると、100を超える無尽に入っている政治家もいるといいます。私は金をかけないことを掲げて
いますので、無尽の数を必要最小限にしています。逆に支援者にお願いして、献金会をつくってもらっています。
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